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春の花粉症はいつから?2026年の開始時期・ピーク・対策

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春の花粉症はいつから?2026年の開始時期・ピーク・対策

春になると増える「くしゃみ・鼻水・目のかゆみ」。
毎年つらい方も、「今年はまだ大丈夫かな?」と思っているうちに突然症状が出ることもあります。

この記事では

  • 春の花粉症はいつから始まるのか
  • 花粉のピーク時期
  • 症状が出る前にできる対策
  • 受診タイミング

を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

春の花粉症はいつから始まる?

日本の春の花粉症は一般的に
👉 2月頃から始まり、5月頃まで続きます。

ただしこれは全国平均の目安で、実際の開始時期は地域やその年の気温によって前後します。

  • 早い年 → 1月末から症状が出始めることもある
  • 通常 → 2月中旬頃から花粉が増え始める
  • ピーク → 3月〜4月に症状が最も強くなりやすい

また、スギ花粉のあとにヒノキ花粉が続くため、症状は長期間続くことがあります。

👉 2月に入ったら花粉症シーズンが始まると考えて、早めに対策や治療の準備をしておくと安心です。

花粉の時期をグラフで確認

春の花粉症の原因となる花粉は、主にスギとヒノキです。 一般的に2月頃からスギ花粉が飛び始め、3月にピークを迎えます。 その後、3月後半〜4月にかけてヒノキ花粉が増加します。

このようにスギからヒノキへと花粉の種類が入れ替わるため、 花粉の飛散は長期間続き、症状も春の間ずっと続きやすいのが特徴です。 「スギが終わったのにまだ症状が続く」という方は、 ヒノキ花粉の影響を受けている可能性があります。

※花粉の飛散時期や量は、地域やその年の気象条件(気温・降雪量・風など)によって前後します。最新の花粉情報も参考にしましょう。

(ウェザーニュース花粉カレンダーより 関東)

スギとヒノキで時期が違う理由

春の花粉症が長く続く理由は、主な原因となるスギとヒノキの飛散時期がずれているためです。 それぞれの木は花をつけるタイミングが異なり、結果として花粉が飛ぶ時期も変わります。

● スギ花粉

  • 日本で最も患者数が多い花粉症の原因
  • 冬の寒さのあと、気温が上昇し始めると飛散開始
  • 特に2月〜4月が中心

スギは早春に花を開く植物で、気温が少し上がるだけでも花粉が飛び始めます。 そのため、暖冬の年は1月末〜2月初めから症状が出る人もいます。

● ヒノキ花粉

  • スギより遅れて開花するため飛散も遅い
  • 3月〜5月に増加
  • スギと両方に反応する人は症状が長期化

ヒノキはスギよりも開花時期が遅く、春本番の暖かさになってから花粉が増えます。 そのため、スギ花粉が落ち着いてきた頃に症状が再び強くなると感じる人も少なくありません。

また、スギとヒノキは花粉のタンパク構造が似ているため、 両方にアレルギー反応を示す人が多く、結果として花粉症の期間が長くなります。

👉 GW頃まで症状が続く人も珍しくありません。

年によって早い・遅いのはなぜ?

花粉の飛散開始時期は毎年同じではなく、気象条件によって大きく変わります。 主に影響するのは次の3つです。

① 前年夏の気温(花芽の量)

スギやヒノキは、前年の夏に翌年の花芽を作ります。 この時期に気温が高く、日照が多いほど花芽が多く形成され、 翌春の花粉量が増える傾向があります。 つまり、猛暑だった年の翌春は花粉が多くなりやすいと言われています。

② 冬の寒さ

冬の寒さは、植物が春に花を咲かせる準備を整えるために必要です。 十分な寒さを経験すると、その後の気温上昇に反応して一斉に開花しやすくなります。 一方で暖冬の場合は開花準備が早く進み、春を待たずに花粉が飛び始めることがあります。

③ 春の気温上昇

春に気温が急に上がると、スギやヒノキの花が一気に開き、花粉が飛散し始めます。 特に暖かい日が続いた後、風の強い日には飛散量が増えやすくなります。

👉 暖冬で春の気温上昇が早い年は、花粉シーズンの開始も早くなる傾向があります。

花粉症セルフチェック

春に次の症状があれば、花粉症の可能性があります。チェックしてみましょう。

▶ チェック結果

選択数:0 / 10

まずは当てはまる項目にチェックを入れてください。

※これはセルフチェックです。症状が強い場合や長引く場合、発熱・黄色い鼻水・息苦しさなどを伴う場合は、他の病気の可能性もあります。気になる場合は医療機関へご相談ください。

医療機関を受診する目安

 

花粉症は市販薬でも対応できる場合がありますが、症状が強い場合や長引く場合は、医療機関での治療がおすすめです。 次のような場合は受診を検討しましょう。

  • 毎年症状がつらい(生活に支障が出るほど続く)
  • 市販薬を使っても十分に効かない
  • 鼻づまりが強く、眠れない・集中できない
  • 仕事や学校、日常生活に影響が出ている
  • 目のかゆみや鼻症状が年々悪化している

医療機関では、症状に合わせて内服薬・点鼻薬・点眼薬などを組み合わせて治療できます。 また、毎年症状が強い方には、舌下免疫療法など根本的な治療を検討できる場合もあります。

👉 特におすすめなのは、花粉が本格的に飛び始める前の受診です。
一般的には1〜2月頃に受診して治療を開始すると、ピーク時の症状を軽くできる可能性があります。 毎年つらい方は、症状が出てからではなく、早めの相談を心がけましょう。

まとめ

  • 春の花粉症は2月頃から始まり、5月頃まで続くことがある
  • 主な原因はスギ→ヒノキの順に飛散する花粉
  • 飛散開始時期や花粉量は気象条件によって毎年変わる
  • 症状が出る前から治療を始めると、ピーク時の症状を軽くできる可能性がある

花粉症は、早めの対策をすることで症状を大きく軽減できることがあります。 毎年つらい方は、症状が出てから我慢するのではなく、花粉シーズン前から準備することが大切です。

春に鼻水・くしゃみ・目のかゆみなどが気になったら、早めに対策や受診を検討しましょう。

参考資料(参考文献)

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院長 横山 裕

葛西よこやま内科・
呼吸器内科クリニック

院長 横山 裕

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