鼻づまりの原因とは?なぜ鼻がつまるのか|症状・治療までわかりやすく解説
鼻づまりの原因|なぜ鼻がつまるの?わかりやすく解説
「鼻がつまって息がしづらい」
「夜になると鼻づまりがつらい」
このような鼻づまりの症状で悩んでいる方は多くいます。
鼻づまりは、単なる風邪だけでなく、花粉症やアレルギー性鼻炎など、さまざまな原因で起こります。
この記事では、鼻づまりの原因や仕組みについて、できるだけわかりやすく解説します。
鼻づまりとは?

鼻づまりとは、鼻の中の空気の通り道が狭くなり、呼吸がしづらくなる状態です。
鼻の中には「鼻粘膜」と呼ばれる柔らかい組織があり、空気を温めたり、ほこりやウイルスを防ぐ役割があります。
しかし、この鼻粘膜が
- 腫れる
- むくむ
- 鼻水が増える
と、空気の通り道が狭くなり、鼻がつまった状態になります。
鼻づまりが起こる仕組み

鼻づまりは主に鼻の粘膜の炎症によって起こります。
花粉やダニなどの刺激が鼻に入ると、体の免疫が反応し、鼻の粘膜に炎症が起こります。
すると
- ①鼻の血管が広がる
- ②粘膜がむくむ
- ③鼻水が増える
という変化が起こります。
この結果、④鼻の空気の通り道が狭くなり、鼻づまりが起こります。
鼻づまりの主な原因
鼻づまりにはいくつかの原因があります。
① アレルギー性鼻炎
鼻づまりの原因として最も多いのがアレルギー性鼻炎です。
アレルギー性鼻炎では
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
の3つの症状が代表的とされています。
花粉やダニなどのアレルゲンが体に入ると、免疫反応によって鼻粘膜に炎症が起こります。
その結果、粘膜が腫れて鼻づまりが起こります。
② 花粉症(季節性アレルギー)
花粉症も鼻づまりの原因としてよく知られています。
代表的な花粉は
- スギ
- ヒノキ
- イネ科植物
などです。
花粉症では、春など特定の季節に
- 鼻づまり
- くしゃみ
- 水のような鼻水
が続くことがあります。
③ ダニなどによる通年性アレルギー
花粉症と違い、一年中症状が続くアレルギーもあります。
原因として多いのは
- ダニ
- カビ
- ペットの毛
などです。
特にダニは、通年性アレルギー性鼻炎の原因として多いとされています。
④ 風邪などの感染症
風邪でも鼻づまりが起こります。
ウイルス感染によって鼻粘膜に炎症が起こるためです。
風邪の場合は
- 発熱
- 喉の痛み
- 黄色い鼻水
などを伴うことが多いのが特徴です。
鼻づまりが生活に与える影響
鼻づまりが続くと、日常生活にも影響が出ることがあります。
例えば
-
- 夜に眠りにくい
- 口呼吸になる
- 集中力が低下する
などです。
特に睡眠の質が低下すると、日中の疲れやだるさにつながることもあります。
鼻づまりの原因を調べることが大切

鼻づまりは、原因によって治療方法が異なります。
例えば、風邪による鼻づまりと、花粉症などのアレルギーによる鼻づまりでは、治療の方法が違います。
そのため、鼻づまりが続く場合は、原因を確認することが大切です。
治療としては、症状や原因に応じて
- 抗アレルギー薬(アレルギー反応を抑える薬)
- 点鼻薬(鼻の炎症を抑える薬)
- アレルゲン免疫療法(体質を改善する治療)
などが行われます。
特にアレルギー性鼻炎では、血液検査などで原因となるアレルゲン(花粉やダニなど)を確認することで、より適切な治療を選ぶことができます。
症状が長く続く場合や、生活に支障がある場合は、医療機関で相談することをおすすめします。
鼻づまりをやわらげる方法(セルフケア)
鼻づまりの症状は、日常生活の工夫でやわらぐこともあります。
鼻うがい(鼻洗浄)

鼻うがいは、生理食塩水などで鼻の中を洗う方法です。
鼻の中についた
-
-
- 花粉
- ほこり
- ダニの成分
などを洗い流すことで、鼻づまりの症状が軽くなることがあります。
花粉症の時期などには、セルフケアとして行われることもあります。
- 👉鼻うがいのやり方・効果・注意点をわかりやすく解説
-
-
室内環境を整える

-
鼻づまりの原因となるアレルゲンを減らすことも大切です。
例えば
- 部屋の掃除をこまめに行う
- 寝具を清潔に保つ
- 花粉の多い時期は窓の開閉に注意する
といった対策が役立つことがあります。
体を温める
温かい蒸気を吸い込むことで、鼻の通りがよくなることもあります。
入浴や温かい飲み物なども、鼻づまりがつらいときの対処として役立つことがあります。
こんな鼻づまりは医療機関へ相談を
鼻づまりはよくある症状ですが、長く続く場合や、日常生活に支障がある場合は注意が必要です。
例えば
- 鼻づまりが長く続いている
- 夜眠れないほどつらい
- 市販薬を使ってもよくならない
- 毎年同じ時期に症状をくり返す
このような場合は、原因をしっかり調べたうえで治療を行うことが大切です。
特にアレルギー性鼻炎が疑われる場合は、原因を確認することで治療の選択肢が広がります。
鼻づまりが気になる場合は、無理をせず医療機関へ相談しましょう。
まとめ
鼻づまりは、鼻の粘膜が腫れることで起こります。
主な原因- アレルギー性鼻炎
- 花粉症
- ダニなどのアレルギー
- 風邪などの感染症
などがあります。
鼻づまりが続く場合は、原因を確認することで適切な治療につながります。症状が長く続く場合は、医療機関での相談をおすすめします。
参考文献
葛西よこやま内科・
呼吸器内科クリニック
院長 横山 裕
医院紹介
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