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蕁麻疹の原因とは?症状・治療もあわせてわかりやすく解説

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急に皮膚がかゆくなり、赤く盛り上がった発疹が出て、
しばらくすると消える――
そんな症状を繰り返していませんか?

それは、じんましん(蕁麻疹)かもしれません。じんましんはよくある病気ですが、かゆみが強かったり、何度も続くと不安になります。

じんましんは、適切な治療で症状をコントロールできる病気です。
この記事では、原因や症状、治療について、できるだけわかりやすく解説します。「受診したほうがいいのかな?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

(当院Instagramより)

1. じんましん(蕁麻疹)とは

じんましん(蕁麻疹)は、皮膚が突然赤く盛り上がり、強いかゆみを伴う病気です。
蚊に刺されたような発疹が急に現れ、数分〜数時間で消えるのが大きな特徴です。

多くの場合、

  • 出たり消えたりを繰り返す

  • 消えたあとに跡が残らない

という経過をたどります。
そのため「もう治った」と思っても、時間や場所を変えて再び出ることが少なくありません。

2. じんましんはなぜ起こるの?

じんましんは、皮膚の中にある肥満細胞(マスト細胞)が刺激を受けることで起こります。

この細胞からヒスタミンという物質が放出されると、

  • 血管が広がる

  • 血管から水分が漏れ出す

その結果、皮膚が一時的にむくみ、
👉 赤く盛り上がり
👉 強いかゆみ
が生じます。

じんましんは、皮膚の表面のトラブルではなく、皮膚の内側で起こる反応なのです。

3. どんな症状が出るの?

じんましんの症状には、次のような特徴があります。

  • 強いかゆみ

  • 赤く盛り上がった発疹(膨疹)

  • 形や大きさが次々変わる

  • 全身どこにでも出る

顔や首など目立つ場所に出ると不安になりやすく、
夜間にかゆみが強くなって眠れないという方も少なくありません。

4. 湿疹・かぶれとの違い

「じんましん」と「湿疹」は見た目が似ているため、間違われやすい症状です。

じんましん

  • 数時間以内に消える

  • 皮膚は元通りになる

  • 治療は飲み薬が中心

湿疹・かぶれ

  • 数日〜数週間続く

  • 皮膚がガサガサ・じゅくじゅくする

  • 塗り薬が中心

👉 短時間で消える発疹を繰り返す場合は、じんましんの可能性が高いと考えられます。

5. 急性じんましんと慢性じんましん

じんましんは、症状が続く期間によって2つに分けられます。

急性じんましん

  • 発症から6週間以内

  • 風邪、疲労、体調不良などがきっかけ

  • 比較的短期間で改善することが多い

慢性じんましん

  • 6週間以上、出たり消えたりを繰り返す

  • はっきりした原因が分からないことが多い

  • 継続的な治療が必要

慢性じんましんは珍しい病気ではなく、
適切な治療を続けることで症状をコントロールできる病気です。

6. 病院ではどんな治療をするの?

(当院HPより)

じんましん治療の基本は、抗ヒスタミン薬の内服です。

抗ヒスタミン薬は、

  • かゆみを抑える

  • 発疹が出にくくする

といった働きがあります。

症状や生活リズムに合わせて、

  • 眠くなりにくい薬

  • 夜のかゆみに向いた薬

などを使い分けます。

慢性じんましんの場合は、症状が落ち着くまで継続して内服することが重要です。

7. 日常生活で気をつけたいポイント

治療とあわせて、日常生活の工夫も大切です。

  • 無理をしすぎない

  • 睡眠不足を避ける

  • 急な温度変化を控える

  • 締め付けの強い衣類を避ける

「薬+生活習慣の調整」で、じんましんはコントロールしやすくなります。

8. 受診をおすすめするタイミング

次のような場合は、早めの受診をおすすめします。

  • じんましんを何度も繰り返す

  • 6週間以上続いている

  • かゆみが強く、日常生活や睡眠に支障がある

  • 市販薬で改善しない

👉 早めに治療を始めることで、症状が楽になるケースが多いです。

9.まとめ 〜じんましんで悩んだら〜

じんましんは、
誰にでも起こりうる身近な皮膚のトラブルです。

・突然あらわれて、しばらくすると消える
・かゆみが強く、日常生活のストレスになる
・ 原因がはっきりしないことも多い

このような特徴がありますが、
飲み薬を中心とした治療で、症状が落ち着くケースが多い病気でもあります。

「そのうち治るかな…」と様子を見ているうちに、じんましんが長引いてしまうことも少なくありません。

かゆみが続く、
繰り返し出てくる、
生活に支障が出ている――

そんなときは、我慢せずにご相談ください。早めの治療が、つらさを軽くする近道です。

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院長 横山 裕

葛西よこやま内科・
呼吸器内科クリニック

院長 横山 裕

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