2024.11.9 神戸で行われた講演会「喘息診療における患者コミュニケーション」と題して講演を行いました。
本講演は開業後10年以内の呼吸器内科に携わる開業医を対象に、経営的な視点から喘息診療を考える趣旨として行われました。
座長の寺田邦彦先生とともに、質疑応答やディスカッションにおいても活発な議論が行われました。
<講演要旨>
・Sheared Decision Making(SDM)はbest research evidenceに基づき、患者と医療者が共に参加する共同意思決定であり、実践することで治療アドヒアランスの改善や患者満足度の向上につながることが期待される。
・限られた診療時間でSDMを行うためにはディシジョンエイドを利用し、多職種で行うこと、ステップに適した会話法を利用することが有効である。
・喘息における患者中心性医療を実践するには、患者が症状や重症度について正しく認識し、Perceived Controlを持つことが重要である。そのためには、診療情報と治療効果の「多面的評価」と「見える化」が鍵となる。
#気管支ぜんそく
#Shared Decision Making
#共同意思決定
#Patient Centerd Care
#Perceived Control
【講演会演者】GSK Blossom Meeting 2024 in 神戸~ 喘息診療における患者コミュニケーション~
2024.11.09